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​土佐のハナガガシ現況調査

 古来より槍柄の最良材として使用されてきた「ハナガガシ(葉長樫)」は四国南西部(高知県・愛媛県)、九州中南部(大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県)にのみ分布する日本固有種の樹木です。

 四国においては高知県に存在するものがほとんどであり、群生が唯一確認される土佐市では市天然記念物に指定され、須崎市では県内で初めて社寺林以外での生育が確認されるなど、文化財としての価値も極めて高いものです。

 県内で確認されている生育地の現地を調査することにより、関係者への聞き取り、生育や倒木の有無など、地域との関わりと現状を把握することを目指します。

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