【不採択】
R5 ひとり親世帯の子どもの、学びの機会と多くの大人に触れる環境づくり
Creating an environment where children from single-parent households
can have learning opportunities and interact with many adults
助成金名:
公益財団法人 ベネッセこども基金
実施機関:
本事業では、全国よりも先駆けて過疎や少子高齢化が進む土佐清水市において、経済的困難を抱えているとみられる「ひとり親世帯の子ども」を対象とした、無償の「英会話教室」を運営して「学びの機会の提供」と「多くの大人に触れる環境づくり」を実施します。
①「英会話教室」の実施
市や子ども支援団体との協議、子ども教育経験者などからのアドバイスを受け、「事業計画書」と「英会話教室プログラム」を作成し、本団体としては3年計画で試行、本格実施、教室の拡大を図り、同時に行政や関係機関からの理解と協力が得られるよう「公開教室」や「受講者による英語での地域ガイドツアー」など外部への働きかけも行なっていきます。
②「英検ジュニア検定」の実施
「学びの機会の提供」という観点から、子どもの興味と関心を高めることを目的として「英会話教室」を実施していきますが、それだけにとどまらず「学力の向上」も合わせて目論み、検定受験を通して「上がっていく学力が数値などで視覚化する喜び」を受講者と保護者、講師、スタッフで共有します。
③「ゲストスピーカー」の依頼
土佐清水市の周辺には、海外留学経験者や海外からの移住者など、経歴や活動など幅広い人材が暮らしを営んでおり、「英会話教室」のゲストスピーカーとして参加してもらうことで、受講者に「多くの大人に触れる」体験をしていただきます。
④「個別面談」の実施
検定結果をもって、受講者と保護者及び講師とスタッフによる個別面談を行い、話し合う場を設けつつ実際の「英会話教室」の感想や要望、さらには「ひとり親世帯」における教育などの課題について聞き取り、本事業や本団体の今後の地域福祉事業へ反映させていきます。
⑤「実施事業」の発展的継続
3年目には、行政や他の子ども支援団体などでも同事業が行われることを提案し、「出張教室」などを実施しながら4年目以降も継続するための財源の確保や、事業を引き継ぐ行政や他の団体の検討を進めていきます。